沖縄の結婚式・披露宴となると、新婦の友人たちも黙っていない。「私たちも何かするよ」ということで集まって、余興をしてくれることになった。出し物はキャンディーズの「年下の男の子」の音楽に合わせてタンバリンで踊るというもの。新郎が年下だったので、この選曲になった。
ここまでお読みになった方はもう気づいたはず。本土の結婚式・披露宴でありがちな「単なる歌」は沖縄の結婚式・披露宴ではあまり見かけない。もともと沖縄は琉球舞踊が盛んだし、三線を弾くことができる人も少なくない。そう。沖縄は芸能の島なのだ。だから、お祝い事になるとみんな張り切って芸を披露する。