ずっと踊りが続く中、新郎新婦も立ち上がった。この日のために密かに練習を重ねてきたアルゼンチンタンゴに乗せた軽快な(?)ダンスを披露する。本土の結婚式・披露宴では、新郎新婦は金屏風の前の席にずっと座っているのが一般的だが、ここは沖縄である。さまざまな踊りを披露してもらっているのに、新郎新婦が答礼をしないわけにはいかない。
というわけで、華麗なタップを見せてお返しをしようというわけだ。最後のほうになると新郎の足はもつれそうになったが、何とか最後まで踊って見せた。そういう意味でハラハラドキドキの新郎新婦の出し物だった。